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質問14:イワタバコ科の断崖の女王の栽培方法について 1999年6月6日受付

断崖の女王 Sinningia canescens は 以前 Sinningia leucotricha 又は Rechsteineria leucotricha という学名で呼ばれていたイワタバコ科(Gesneriaceae)グロキシニア属に属する植物です。

本種はブラジルが原産地で、ブラジリアン・エーデルワイスとも呼ばれています。
形態的には地下部に大きな塊茎を形成し、全体が白毛で覆われ銀灰色に見え、開花期は春〜初夏で、高さ25p程度の新茎上に橙赤色の花を数輪付けます。

本属の多くは日本の暑さは苦手のようで、夏は通風と遮光が欠かせません。
11月〜12月に植え替えます。塊茎は表面が少しでるように 浅植えしましょう。

過湿はも禁物です。表面が乾いたら、葉に水をかけないようにしながらたっぷり与えましょう。
用土はバーミキュライトやピートモスなどと土や砂礫を混合し、柔らかめにしたものを使いましょう。

適度な元肥と追肥は花付きを良くする傾向にあります。