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質問50:ヤマシャクヤクの栽培法について教えてください。
2000年11月23日、30日受付
質問者 匿名 様
回答50
ヤマシャクヤク Paeonia japonica は関東以西の本州、四国、
九州、朝鮮半島に分布するキンポウゲ科の多年草で、4月〜
5月に白色の大輪花を開きます。また、淡紅色の花を咲かせる
ベニバナヤマシャクヤク Paeonia obovata が北海道、本州、
四国、九州、樺太、朝鮮半島、中国に分布しています。その他
50種ほどが北半球を中心に分布しています。
本種は耐寒性があります。
栽培の具体的な方法は以下のとおりです。
1 基本的な性質
ヤマシャクヤクは樹林下に自生する植物で、直射日光を嫌う
性質があります。
2 鉢栽培のコツ
基本的には大きめの深鉢に植えつけます。
植付け・植えかえは9月中旬〜10月におこないます。
用土は水持ちと排水性を併せ持つ桐生砂や軽石砂を中心に、
有機質素材を2割程度混合した肥沃なものがよいでしょう。
かん水は絶対に水切れさせないように行い、落葉期も注意が
必要です。
置き場所は通年半日陰でよいでしょう。
花後と秋に置肥で肥培しましょう。
3 病害虫
通常激しい被害をもたらす病害虫は発生しません。
4 増殖
株分けと実生で増殖します。
実生は取り播きがよいでしょう。秋に果実が開き大きな種子が
出てきますので取り播きにします。発芽まで2〜3年かかることを覚悟
して管理すると忘れた頃に発芽してきます。発芽後は薄い液肥を
たびたび与えて肥培に努めましょう。開花まで数年かかりますが、
毎年播種し続けると数年後からは年々多くの花を見ることができる
ようになります。
不明な点、もっと知りたいことなどがありましたら、
遠慮なく「フラボンの山野草質問箱」に投書してください