フラボンの秘密の花園 | Flavon's Secret Flower Garden |
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<<フラボンの山野草質問箱>> 回答欄
質問52:イワヒバの栽培法について教えてください。 イワヒバ Selaginella tamariscina は本州以南の日本、朝鮮半島、台湾、中国などの東南アジアに分布するイワヒバ科の多年シダ植物です。 本種は低温と乾燥に対して強い耐性があります。 一般的な野草としての栽培の具体的な方法は以下のとおりです。 なお、古典園芸植物としての栽培とは大きく異なる場合がありますので、「品種もの」の栽培にあっては十分ご注意ください。 1 基本的な性質 イワヒバは山地の岩場に自生し、日本では冬季に低温と乾燥で休眠する性質があります。 厳冬期の休眠期間中はちりちりに萎縮してかん水の必要は全くなく、春の雨が当たるようになると少しずつ生気が戻ってきます。 1 鉢栽培のコツ 基本的には桐生砂などで深鉢に植えつけますが、ヘゴ着け、石着け、寄せ植えなどにも好んで用 いられます。 植付け・植えかえは2〜3年に一度、6月の梅雨入り前後におこないます。 用土は水持ちと排水性を併せ持つ桐生砂や軽石砂などを数種混合したものがよいでしょう。 生育期のかん水は1日1〜2回、葉の上からたっぷり行い、10月になったら減らしていき、休眠期は与えません。 置き場所は通年全日照〜半日陰でよいでしょう。 野生種であれば、肥料はなくてよいでしょう。 3 病害虫 通常激しい被害をもたらす病害虫は発生しません。 4 増殖 挿芽、株分け、胞子播種で増殖します。 挿芽は5〜6月に新しく伸びた葉を切り取り、平鉢や育苗箱に詰めた細かめの用土に葉を裏返して行います。 挿した後は葉先が出る程度まで培養土を補充し、絶対に乾燥させないでください。 発根までに1ヶ月程度かかります。 胞子播種は10〜11月に胞子嚢(りん片の間にある黄色の粒)を切り取って行います。胞子嚢の付いた葉を清潔な紙袋内で自然乾燥させますと胞子が出てきます。 3月頃に細かめの用土上に播き腰水で管 理すると7月以後に発芽(子葉などはありません)し、うまくいけばその後に微少な幼植物が得られます。 |
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