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質問9:
ヒメリュウキンカ が突然枯れました。

昨年は暑くなってから徐々に枯れて、秋になったらまた芽が出てきましたが、今年はまだ花が咲いている最中なのに突然しなびて枯れてしまいました。

根元にカビのような白いものがあり、急いで根元あたりの湿った砂をどけました。
果たしてこの株は来年も芽が出るのでしょうか。 1999年5月6日受付

ヒメリュウキンカ(Ranunculus ficariaキンポウゲ科(Ranunculaceae)に属し、 ヨーロッパからロシアの湿地が原産地で、北米にも帰化する変化に富む植物です。

栽培は極めて易しい部類に入りますが、油断すると病気などで全て枯らすこともありますので注意しましょう。

さて、今回お尋ねの病気は白絹病ではないかと思われます。

このような場合は、直ちに植え替える必要があります。 腐った株や根などを取り除き、全く新しい用土で植え直してみましょう。
さらに、花き類で登録のある殺菌剤で消毒しておきましょう。 運が良ければ秋には展葉してくるかもしれません。

だめもと覚悟でやってみましょう。
このような目に遭わないためにも、お気に入りの植物はバックアップコピーをとっておきましょう。

いつハングアップ(突然死)するかわかりませんし、いつまでも植え替えないでいるとアウト・オブ・メモリー(根詰まり)やブート・エラー(いや地現象)などのエラーメッセージが表示(作落ち)?されることがあり危険です。

なお、ヒメリュウキンカは水と日光が大好きです。
比較的水保ちの良い用土に植えて良く日に当ててあげましょう。
フラボン宅ではほとんど放任状態ですが、毎年開花しています(なぜかしらん??)。

八重咲き、からす葉、斑入りなどの変異品種が市販されているようですので、いろいろ集めてみてもよいでしょう。


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